キャロライン・ケネディ駐日米国大使

大使 Caroline Kennedy

キャロライン・ケネディは、2013年7月24日、バラク・オバマ大統領から第29代駐日米国大使に指名され、 10月16日の米国上院による承認を経て、11月12日にジョン・ケリー国務長官の立会いの下、宣誓を行った。11月19日に 天皇陛下に信任状を奉呈し、駐日米国大使に就任。女性として初の駐日米国大使である。

大使指名以前は、弁護士、作家、編集者として活動。執筆、共同執筆、または編集した本の数は10冊を超え、ニュー ヨーク・タイムズ紙、ニューズウィーク誌、タイム誌にも記事を寄稿した。教育など公共サービスに献身的に取り組み、公立学校基 金の副理事長および名誉理事、ならびにニューヨーク市教育委員会の戦略的パートナーシップ部門の最高責任者を務めた。

またジョン・F・ケネディ図書館財団の理事長、全米有色人種地位向上協会(NAACP)法的擁護・教育基金の理事 、ジョン・F・ケネディ・センターの評議委員など、多数の非営利組織、理事会、財団の理事を務めた。2008年には「オバマ・フォ ー・アメリカ」の副大統領候補選考委員会のメンバーでもあった。

ハーバード大学で学士号(美術学)、コロンビア大学で法務博士号を取得。父はジョン・F・ケネディ第35代米国大統領 、母はジャクリーン・ブービエ・ケネディ。家族は、芸術家でデザイナーでもある夫のエドウィン・アーサー・シュロスバーグと、3人の成人 した子ども、ローズ・ケネディ・シュロスバーグ、タチアナ・セリア・シュロスバーグ、ジョン・ブービエ・ケネディ・シュロスバーグ。