全米行方不明子どもの日

*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。

2010年5月25日
米国国務省 報道官室

 5月25日は1983年以来、ロナルド・レーガン大統領の宣言により「全米行方不明子どもの日」とされてきた。この日国務省は、親または家族に よって国境を越えて連れ去られる、毎年何千人にも上る子どもたちに対して人々が関心を持つよう呼びかける。米国へ、あるいは米国から親により連れ去られた 子どもは、昨年だけで2000人を超え、その多くは今も行方不明である。

 米国政府は、親による国際的な子の奪取の被害者である子どもとその家族の幸福を最優先としている。そして、子どもの奪取に関する意識を高める国際 的活動を支援し、この悲劇の防止、対処のための継続した活動を促す。また、連れ去られた子どもたちを取り戻し、母国に戻すため、疲れを知らずに業務を遂行 する多くの政府・民間機関を称賛する。

 国務省領事局児童課は、親による国際的な子の奪取が起きた際に親と家族を支援し、また「1980年国際的な子の奪取の民事面に関するハーグ条約 (ハーグ条約)」の履行に際する米国の中央当局である。ハーグ条約は、米国と他68カ国の締約国の間で、常居所から他国に不当に連れ去られ、留め置かれて いる子どもを取り戻す法的枠組みを定めている。

 児童課に関する詳細情報は入手可能。