ハーグ条約加盟を求め国務省担当大使が来日

山花郁夫外務大臣政務官と会談するジェイコブス大使(2月7日 写真提供/外務省)

山花郁夫外務大臣政務官と会談するジェイコブス大使(2月7日)

スーザン・ジェイコブス 大使(国務省児童問題担当特別顧問)は「国際的な親による子の奪取の民事面に関するハーグ条約」に関する協議のため来日し、2月7~8日に外務省・法務省 の担当者、国会議員、子どもに会えないでいる米国人の親、報道関係者、非政府組織(NGO)のメンバーらと会談した。米国政府は日本が同条約を批准し、す でに条約に加盟する84カ国と共に国際的な子の奪取問題に対処するよう強く要望している。同条約は、子の保護・監督問題の法的な解決に向けた仕組みの提供 により子どもの利益を最大限守り、さらに子どもが両親に会えるようにすることを目的としている。

掲載 2011年2月15日