移民多様化ビザの応募状況は公式サイトで確認を--在日米国大使館が応募者に注意喚起

*下記の日本語文書は仮翻訳であり、正文は英文です。

2011年3月4日

 在日米国大使館は、2012年度移民多様化ビザ(DV)抽選プログラムに応募した日本国民および在留外国人に対し、応募状況を確認する公式かつ唯一の方法はDVプログラム・ウェブサイト(dvlottery.state.gov)であると注意を呼びかけている。DV-2012の応募状況に関する情報が記載された文書が応募者に届くことはなく、各応募者は2011年5月1日から2012年6月30日までの間に国務省のウェブサイト(dvlottery.state.gov)上の「Entrant Status Check」で自分の応募状況を確認しなければならない。DV-2011の当選者にはすでに、電子メールではなく手紙で通知されている。またDV-2011への応募者も2011年6月30日まで同ウェブサイト(dvlottery.state.gov)で応募状況を確認できる。

 DVプログラムへの公式かつ唯一の応募方法は、国務省の公式ウェブサイトを通じ、決められた応募期間中に直接応募する方法である。米国ビザ申請手 続きの提供を装う詐欺のメール・ウェブサイト・広告についての報告が増加しているため、在日米国大使館は、米国ビザ申請に当たり民間業者を利用する際には 注意するよう申請者に促している。DVプログラムへの応募に際し、いかなる住所にも送金してはならない。

 米国ビザ申請手続きを提供すると見せかけ、詐欺や個人情報窃盗、時には情報提供の手数料を請求しようとする違法組織や民間のウェブサイトがある。 特に、在英米国大使館の実在しない人物へのウエスタンユニオンを使った送金を指示するDV関連の詐欺メールが、各地で報告されている。この電子メールを受 け取った場合には、詐欺の標的となっている。ビザに関する情報は、国務省(www.state.gov および travel.state.gov)と在日米国大使館のウェブサイトで無料で公開されている。米国政府の公式ウェブサイトのドメイン名には「.gov」が含まれる。

 DVプログラムは、米国への移民を希望する人々に毎年最大で5万5000件のビザを発給している。DVプログラムの応募者に対し、当選結果や移民ビザ申請手続きのその後の手順について通知する業務を国務省によって認可された組織や民間企業はない。

 詐欺の可能性がある案件についての報告は、米国連邦取引委員会(spam@uce.gov)にメールで。