ルース大使、東北の被災地を訪問

 ルース大使は6月27日から29日まで、東日本大震災からの復興に対する米国の変わらぬ支援を表明し、日本は安全でビジネスも通常通りであるというメッセージを発信するために、宮城県と岩手県を訪れた。大使の被災地訪問は3度目となる。

  大使は自治体の首長や児童・生徒らと会い、JETプログラムに参加し英語を教える米国人から話を聞き、津波の犠牲になった米国人男性モンティ・ディクソンさんが英語を教えていた岩手県の小学校も訪問した。

  岩手県大船渡市では米国からの救援隊の基地となった消防署を訪れ、米国の非営利団体「オールハンズボランティア」の活動に参加し店舗の解体作業を手伝った。

  同県大槌町では児童・生徒と交流し、避難所では炊き出しに参加。また訪問最終日には世界文化遺産としての登録が決まった平泉町の中尊寺を見学した。

  大使は今回の訪問中、復興に取り組む日本国民への米国の継続的な支援を繰り返し強調した。

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掲載 2011年6月30日