ルース大使、将来を担う起業家を表彰

2011年11月28日

*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。

 ルース駐日米国大使は本日、起業家のための駐日米国大使賞を、オンライン上での名刺管理に新しい手法を取り入れた三三株式会社の寺田親弘(てらだ・ちかひろ)社長に贈った。同賞は、米国大使公邸で開かれた第2回アントレプレナー アウオード ジャパン(The Entrepreneur Awards Japan=TEAJ)表彰式で贈られた一連の賞のひとつであり、式では以下の賞が贈られた。

アーンスト・アンド・ヤング・グラウンドブレーカー賞(女性起業家が対象)

受賞者 梶川三枝
所属組織 株式会社Cheer Blossom
事業分野 スポーツと企業の社会的責任
事業内容 スポーツ団体のためのコンサルティング

TEAJグローバル・アントレプレナーシップ特別賞

受賞者 ニャット・ボン(Nhat Vuong)
所属組織 I-Kifu(ウェブサイト)
事業分野 情報テクノロジー
事業内容 インターネットのポータルサイトを通じた慈善団体・事業への寄付の促進

在日米国商工会議所(ACCJ)特別賞

受賞者 藤岡恒行
所属組織 FUNFAM(ウェブサイト)
事業分野 小売・製造
事業内容 環境に優しい材料としての竹を使用した和食器の製造・流通・販売

 ルース大使は表彰に際し「起業を通じたイノベーションは日米の将来の成長と繁栄の鍵となる。今晩の表彰は、新会社を設立し、リスクを取り、自分の夢を追求する勇気を持つ傑出した起業家たちをたたえるものだ」と述べた。さらに大使は、世界中の投資家、顧客、パートナーと結びついた会社が最も成長する可能性があると述べ、受賞者を「世界を目指すように」と激励した。

 受賞者はアントレプレナーシップ・メンター・イニシアチブ・プログラムに参加し、半年間にわたりメンターとなる経験豊富な起業家と共に、自身の経営手法やビジネス計画を改善させる。

 TEAJとアントレプレナーシップ・メンター・イニシアチブ・プログラムは在日米国大使館、在日米国商工会議所、在日英国商工会議所、ブリティッシュ・カウンシル、日本MITエンタープライズフォーラム、IMPACT Japan、アーンスト・アンド・ヤング、Japan Market Expansion Competitionの協力により運営されている。

 2010年の駐日米国大使賞は環境に負荷をかけない日本の技術やアイデアを雑誌やインターネットを通じて発信する株式会社エコトワザの設立者である大塚玲奈さんに贈られた。