東日本大震災1周年に寄せたヒラリー・クリントン国務長官のビデオメッセージ

クリントン国務長官

 

 1年前、世界は言葉では表せないような大惨事を目撃しました。東日本大震災で多くの人命が奪われ、日本は甚大な被害を受けました。しかし国民の立ち直る力と勇気により、日本はがれきの中から立ち上がり、復興に向けた取り組みを始めています。
 震災直後、米国は日本への援助を惜しまず、自衛隊や民間の緊急救援隊を支援しました。復興が進む今日も同様に、私たちは日本の将来、そして非常に重要な日米のパートナーシップと同盟関係のために尽力しています。
 日米の絆は強く、揺るぎないものであり、米国は地域そして世界の重要なリーダーとしての日本に期待しています。国内で復興に取り組みながらも、日本が国際社会への貢献を続けているのを目にし、本当に勇気づけられています。ビルマや中東での民主主義の推進、アフガニスタンとイラクでの支援、「アフリカの角」地域での暴力行為や周辺海域での海賊行為の防止に向けた努力など、日本は現代の最も切迫した課題への取り組みを続けています。
 今後、日本と米国がこうした新たな課題への取り組みや新たな機会の追求と活用で協力する中で、両国および両国民の絆が一層深まると私は期待し、信じています。本日、1年前に犠牲となった全ての人を悼むにあたり、私は米国政府と米国民を代表し、両国の深く永続的な友好関係をあらためて確認します。ありがとうございました。

*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。

2012年3月9日

 

 1年前、世界は言葉では表せないような大惨事を目撃しました。東日本大震災で多くの人命が奪われ、日本は甚大な被害を受けました。しかし国民の立ち直る力と勇気により、日本はがれきの中から立ち上がり、復興に向けた取り組みを始めています。

 震災直後、米国は、自衛隊や民間の緊急救援隊への支援を通じ日本を積極的に援助しました。復興が進む今日も同様に、私たちは日本の将来、そして非常に重要な日米のパートナーシップと同盟関係のために尽力しています。

 日米の絆は強く、揺るぎないものであり、米国は地域そして世界の重要なリーダーとしての日本に期待しています。国内で復興に取り組みながらも、日本が国際社会への貢献を続けているのを目にし、本当に勇気づけられています。ビルマや中東での民主主義の推進、アフガニスタンとイラクでの支援、「アフリカの角」地域での暴力行為や周辺海域での海賊行為の防止に向けた努力など、日本は現代の最も切迫した課題への取り組みを続けています。

 今後、日本と米国がこうした新たな課題への取り組みや新たな機会の追求と活用で協力する中で、両国および両国民の絆が一層深まると私は期待し、信じています。本日、1年前に犠牲となった全ての人を悼むにあたり、私は米国政府と米国民を代表し、両国の深く永続的な友好関係をあらためて確認します。ありがとうございました。(ビデオと英語文書

 

掲載 2012年3月11日