東日本大震災1周年に際してのレオン・パネッタ国防長官の声明

*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。

2012年3月9日

 世界が東日本大震災から1周年を迎える中、私は日本国民の強さと立ち直る力をたたえたいと思います。昨年秋、私は訪日し、日本を以前にも増して強固な国に再建しようとする人々の決意を目にする機会に恵まれました。

 米軍は震災への対応で日本政府を支援したことを誇りに思います。こうした活動の成功は、日米同盟が強固であることの証しです。私は在日米軍と自衛隊を訪れ、米軍と自衛隊の間にあるパートナーシップと友好の絆の強さに感銘を受けました。その絆は震災後、一層深まっています。

 東日本大震災から1周年を迎え、友人である日本の復興を支援し、自衛隊とのパートナーシップをさらに深め、日米同盟をさらに強化するという米国の決意は今も変わっていません。日本は米国にとって同盟国以上の存在であり、大切な友人です。日米は今後も力を合わせ、両国の平和、繁栄、より良い未来の実現を目指して進んで行きます。

 私はまた、直ちに要請に応じ、悲惨な状況と闘っている日本人や米国市民の救援にあたった多くの米国兵士に感謝の意を表します。米軍は震災直後に動員され、ロバート・ウィラード司令官の指揮の下、救援・復旧活動にあたる日本政府を支援しました。

 逆境にある人々に手を差し伸べ、助けることこそ、私たちにできる最も崇高な奉仕であると私は信じています。自衛隊と米軍は協力して困難な状況にある人々を支援し、日米両国の友好関係を今後何世代も続く確固たるものにしました。