カート・トン首席公使が日米桜フェスティバルで100年にわたる友好に感謝

日米桜フェスティバルであいさつする玄葉外相(左)とトン首席公使

日米桜フェスティバルであいさつする玄葉外相(左)とトン首席公使

 東京からワシントンにサクラの木が贈られてから100年。在日米国大使館のカート・トン首席公使は3月31日、外務省が主催し、東京・渋谷区で開催された日米桜フェスティバルで感謝の意を表した。トン首席公使はジョン・ルース大使の代理として述べたあいさつの中で、ワシントンに贈られたサクラの木は日米間の強い絆を示す生きた象徴であると話した。また同公使はサクラの木の返礼として米国が3000本のハナミズキを日本各地に送る予定であること、さらに日米による官民パートナーシップTOMODACHIを紹介した。

 玄葉外相は、サクラの木を米国が大切に育ててくれたことを感謝し、100年以上にわたる日米の友好について述べた。さらに日本の人気グループAKB48のメンバーが首都ワシントンのサクラ祭りに参加したことを報告し、その後米軍と自衛隊の音楽隊による演奏が行われた。

掲載 2012年4月2日