日米フルブライト交流プログラム60周年に際してのクリントン国務長官のメッセージ
*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。
2012年5月25日
日米フルブライト交流プログラム60周年に際し、日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)にお祝い申し上げます。
フルブライト交流プログラムは、日米関係を特徴付ける共通の利益と価値観を基盤としています。過去60年にわたり、日米両国民の相互理解と友情の絆を深めるとともに、日本側7200人、米国側2400人を超える学生、学者、研究者、教育者の人生を豊かにし、大きく変化させてきました。
日米フルブライト交流プログラムの成功は、日米教育委員会の協力的な体制、日本政府の持続的な関与、フルブライト同窓生や民間企業・団体からの惜しみない支援のたまものです。日米のフルブライト同窓生の中から、今日までにノーベル賞受賞者が6人、ピュリツァー賞受賞者が8人誕生しており、世界的に有名な科学者、ジャーナリスト、政策決定者、学者も多数輩出しています。
昨年3月の東日本大震災後すぐに米国民が支援を申し入れたことからも分かるように、日米両国民は政府以上に強固な関係を築いています。このような個人的なつながりが、日本と米国を同盟国、そして友好国として結び付けています。フルブライト交流プログラムのおかげで、こうした日米の素晴らしい関係は今後も長く継続するでしょう。
日米フルブライト交流プログラム60周年、おめでとうございます!
ヒラリー・ローダム・クリントン
米国国務長官