ポネマン・エネルギー省副長官が来日 

ポネマン副長官、枝野経済産業相

枝野経済産業相と握手するポネマン副長官

 エネルギー省のポネマン副長官が来日(7月23~25日)し、民生用原子力協力に関する日米2国間委員会の初会合に参加した。4月の日米首脳会談で発表された同委員会は、民生原子力エネルギーの安全な稼動と福島第一原発の廃炉・除染などに対処するための包括的な戦略対話および共同活動を促進する。

 同副長官は7月24日に日本記者クラブ(東京)で記者会見し、福島第一原発事故後に、原子力の安全性を高める努力をし、規制改革を実施した日本政府の初期対応を高く評価した。また、こうした対応は原発事故から学び、責任ある原子力管理を担うという日本の決意を明確に示すもので、原子力産業および関連組織に浸透している安全と安全に関する意識をさらに向上させるための最初のステップで、政府、産業、民間における透明性を提供するものである、と述べた。

 同長官は、枝野経済産業相、細野環境・原発相らと会談した。

 掲載 2012年7月27日