2012年国際青少年デー -- クリントン国務長官の声明

*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。

2012年8月12日

ワシントンDC

 世界には、30歳未満の若者が30億人以上いる。若者は自分たちの意見を聞いて欲しいと熱望する増え続ける層を代表している。しかし、世界の多くの地域では、若い男女のニーズや懸念がいまだ無視され続けている。若者の最も基本的な願望さえ実現する機会が与えられていない国もある。若者の政治的意思はあまりに頻繁に抑圧されてきた。しかし、若者は、安全保障や経済問題から政府や社会の変化に至るまで、私たちが直面する問題と密接に関わっている。

 私たちは皆この2年間、若者がそれぞれの国の政治状況を形作るのを目にしてきた。私は、若者が、世界の各地域で、イノベーションや経済的および社会的起業家精神を推し進めるのを、目の当たりにした。共通の課題を解決する最善の策は若者の活力と創造力を活用することだと信じている。

 若者の業績を称賛しつつも、次世代の若者に助言を与え、彼らを育成するのは政治、市民社会、民間部門、学問そして科学分野における現在の指導者である。地域社会に変化をもたらす主体となるよう若者に力を与え、彼らが必要とする技術、資源そしてネットワークを与えることができるのは、パートナーシップを通じてのみである。米国は、より明るい未来を構築するために協力するにあたり、いかなる場でも若者を支持する。