新生石巻市民球場オープン

修復された石巻市民球場を見ようと多くの野球ファンが集まった

 ルース大使は12月9日、東日本大震災の津波で被災した宮城県石巻市民球場のリニューアル・オープニングの式典に出席した。米大リーグ(MLB)ニューヨーク・ヤンキーズのカーティス・グランダーソン選手、亀山紘石巻市長らと同席した。

 雪の降る寒い日だったが、大勢の子どもたちや野球ファンが美しく修復された球場を訪れた。MLB、同選手会、北カリフォルニア日本文化・コミュニティーセンター、TOMODACHIイニシアチブからの約100万ドルの寄付により、石巻市民は同球場で再び野球を楽しむことができるようになった。

 ルース大使はあいさつで、皆さんは「フィールド・オブ・ドリームズ」をつくりあげたのです、と語った。グランダーソン選手は地元の野球少年に野球の指導を行った。今回は、カル・リプケンさん(2011年11月)、シアトル・マリナーズとオークランド・アスレティックス(2012年3月)に続き、MLBのスターである同選手が東北地域を訪れた。

 TOMODACHIについての詳細な情報はこちらのサイトで。

 写真一覧

修復前の石巻市民球場の状態  →

見事に修復された石巻市民球場

野球少年と記念撮影するルース大使と亀山市長(右端)

野球少年と談笑する米大リーグのスター、カーティス・グランダーソン選手

修復された球場に集まった野球少年たち

修復された球場にOKの合図を出すルース大使

観衆にあいさつの言葉を述べるグランダーソン選手

テープカットを行う式典の参加者代表

雪の舞う中で始球式のバッターボックスに立つグランダーソンン選手

石巻の野球少年にアドバイスするグランダーソンン選手

寒い中でも野球を楽しむ子どもたち

日米の野球による交流で新たな1章となった石巻市民球場でのイベント

掲載 2012年12月11日