北朝鮮による核実験実施の発表に関する大統領の声明
*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。
ホワイトハウス報道官室
2013年2月12日
北朝鮮は本日、3回目の核実験を実施したと発表した。これは昨年12月12日の弾道ミサイル発射に続く極めて挑発的な行為であり、地域の安定を損ない、同国が順守すべき多くの国連安保理決議に違反し、2005年9月19日の6者協議共同声明の下での北朝鮮の約束に反し、核拡散のリスクを高めるものである。北朝鮮の核兵器および弾道ミサイル開発計画は、米国の国家安全保障および国際的な平和と安全保障にとって脅威となる。米国は北朝鮮の挑発行為に対し引き続き警戒を怠らず、地域の同盟国を防衛するというわが国の約束をあくまで守っていく。
このような挑発行為は北朝鮮の安全を強化する結果にはつながらない。北朝鮮は、強く繁栄した国になるという自ら表明した目標を達成するどころか、無分別にも大量破壊兵器とその運搬手段を追求することにより、同国民の孤立と貧困の度合いを深めている。
北朝鮮の威嚇行為がもたらす危険に対し、国際社会はさらなる迅速かつ説得力のある行動を取る必要がある。米国はまた、わが国と同盟国の防衛に必要な措置を引き続き取っていく。我々は同盟国およびパートナー諸国との緊密な連携を強化し、6者協議の参加国、国連安保理、およびその他の国連加盟国と協力して断固たる措置を取る。