東日本大震災2周年に際してのルース駐日米国大使の声明
*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。
2013年3月9日
2011年3月11日の東日本大震災から2年が過ぎました。この間、私たちは皆、尊い人命が失われた悲しみ、日本の人々が驚くほどの立ち直る力を見せたことから受けた感銘、世界中から寄せられた日本への支援に対する感謝の気持ち、そして災害の廃墟の中から、より強く繁栄した国をつくろうとする決意など、さまざまな感情を経験しました。中でも最も重要な感情は「希望」です。
私たちが2年前のあの日の出来事を忘れることは決してないでしょう。しかし同時に、私たちは日本の明るい未来に期待しています。被災地の至る所で復興の進展の兆しが間違いなく見られます。将来について考える東北の少年、少女たちの目には希望が見えます。革新的な方法で自分たちが住む地域を復興しようとする地元の起業家たちの創意にも希望が見えます。そして教師、警察官、消防士、市民団体のリーダーなど、自分たちの町と生活の再建に取り組む、あらゆる立場の人々の顔にも希望が見えます。
東日本大震災から2周年に際し、全ての犠牲者を悼むとともに、あの悲劇のさなか、同胞を助けるために献身的に働いた勇敢な人々に敬意を表します。今年も、そして今後も、米国は日本の皆さんへ揺るぎない支援を続けていきます。
掲載 2013年3月9日