ルース大使:TPPはアジアの経済を強化し、より良い生活をもたらす

(2013年3月15日、テレビ朝日の「ワイド!スクランブル」(午前11:25~)に生出演した時の発言を抜粋)

*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。

 ルース大使: 環太平洋パートナーシップ(TPP)協定は、人々の生活をより良いものとすることがすべてです。日本の経済、米国の経済、そしてTPPに参加するアジア太平洋地域のすべての国・地域の経済を強化するものです。TPPは、より多くの雇用機会を生み出し、より一層の経済成長をもたらします。2国間のTPP協議においては、取り組むべき重要な問題があります。しかし、米国にとって最も緊密な同盟関係にあるだけでなく、世界第3位の経済大国でもある日本が、TPP交渉への参加を目指していることは、非常に明るい進展だと思います。

 私は、数週間前、オバマ大統領と安倍首相が大統領執務室でTPPを話し合う場に同席するという非常に名誉ある機会を得ました。日米首脳会談の後、両国は共同声明を発表し、その中で、日米両国ともに2国間貿易上のセンシティビティが存在することを認識しつつ、TPP交渉参加国は包括的で高い水準の協定を達成していくことを確認しました。

掲載 2013年3月17日