オバマ政権の通商担当官、「交易を通じた平和章」を贈呈東京でトレード・ウィンズ代表団の全日程を終了
*英文のプレスリースは5月16日米国商務省から発表されました。
*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。
2013年5月16日、ワシントン
フランシスコ・サンチェス米国商務次官(国際通商担当)は16日、東京での昼食会で、在日米国商工会議所(ACCJ)に「Peace through Commerce Medal」(交易を通じた平和章)を贈呈し、自ら率いた「トレード・ウィンズ・アジア2013ツアー」の全日程を終了した。贈呈式にはジョン・ルース駐日米国大使も出席した。
サンチェス次官は次のように述べた。「2011年3月11日の東日本大震災の後、ACCJは、『日本は通常通り』というメッセージを発信し、米国をはじめとする世界の経済界の日本への信頼を回復するために不断の努力を重ねました。この大惨事に対するACCJの対応と、日本で米国企業を振興するその熱心な取り組みは称賛に値します」
ACCJは震災の直後から日本に支援の手を差し伸べ、募金などの慈善活動のほか、米国企業を東北地方に呼び戻すために尽力した。1948年に設立されたACCJは現在、東京、名古屋、大阪に事務所を置き、1000社以上の企業を代表している。
「交易を通じた平和章」は、米国の輸出振興に大きく貢献し、革新的な取り組みを推進し、米国の通商関係全般を向上させた、米国内外の個人、団体、組織の活動を評価するものである。その起源は、初代国務長官トーマス・ジェファソンまでさかのぼる。ジェファソンは1790年、この記章(当時は「外交章」と呼ばれていた)の製作を依頼し、これをアメリカ革命で大陸会議を支援した外国の外交官に授与した。
サンチェス次官はトレード・ウィンズ代表団を率い、香港、ソウル、そして最後に東京を訪問した。国際貿易局の米国・海外商業サービス部門が主催して毎年開催されるこのイベントには、多くの米国企業が参加した。「トレード・ウィンズ・アジア2013」は、韓国、台湾、日本、香港、フィリピンへの米国の輸出拡大を目的に、市場の情報や業界の人脈づくりの機会を参加企業に提供した。
「トレード・ウィンズ・アジア2013」は、2014年末までに米国の輸出を倍増させることにより、雇用の創出と経済成長を支援しようとする、オバマ大統領の国家輸出イニシアチブを推進している。