サントリーホールディングス株式会社、ストラテジックパートナーとしてTOMODACHIイニシアチブに参加TOMODACHI世代の育成に寄与するプログラムを支援

2013年10月31日

 サントリーホールディングス株式会社(以下サントリー)は本日、ストラテジックパートナーとしてTOMODACHIイニシアチブに参加することを発表しました。このイニシアチブは、東日本大震災を受け、日米の次世代のリーダーへの投資と、両国の文化・経済面での関係の強化を目的に創設された、画期的な官民パートナーシップです。

 サントリーからの寄付金は、米国の3つの音楽大学に入学する日本の学生を支援する、サントリー音楽奨学金「TOMODACHI Suntory Music Scholarship Fund」という新たなプログラムの支援に使われます。本プログラムは、日本の学生が、将来グローバルに活躍する音楽家として成長するために必要な技能と国際的な視点を備える機会を提供するとともに、音楽を通じて日米双方の国や文化を理解し、平和で豊かな社会実現への貢献を目指す若いリーダーの育成を支援するものです。

 奨学金は、2014年から3年間にわたって毎年4名の対象者を選出し、計12名に支給されます。本奨学金は、東日本大震災復興支援活動の一環であり、被災地の学生を優先します。

 なお、2014年の奨学金対象者の決定は、2014年春以降を予定しています。

― 記 ―

  • 名称 サントリー音楽奨学金 「TOMODACHI Suntory Music Scholarship Fund」

  • 対象大学と支給内容
    2014年~2016年対象大学入学決定者に以下のとおり支給

    1. The Juilliard School (ジュリアード学院)
      - 毎年1名に年間1万ドルずつ4年間支給 (計3名に計12万ドル支給)
    2. Berklee College of Music (バークリー音楽大学)
      - 毎年2名に年間2万ドルずつ4年間支給 (計6名に計48万ドル支給)
    3. San Francisco Conservatory of Music (サンフランシスコ音楽院)
      - 毎年1名に年間2万ドルずつ4年間支給 (計3名に計24万ドル支給)
  •  

  • 支給総額   総額84万ドル

  • 支給対象条件
    必須条件:各大学への入学決定者で日本国籍保持者
    優先条件:東日本大震災復興支援として、東北3県(岩手県・宮城県・福島県)の入学者を優先して選出

  • 申請方法 対象大学による告知に従い、直接申請(詳細)

  • 選抜方法 対象者は、対象大学により決定されます

  • 支給の決定 各大学から2014年春以降随時書面にて通知

〈TOMODACHIイニシアチブについて〉

 米国政府と公益財団法人米日カウンシル-ジャパンの主導のもと、東日本大震災後の復興を支援するとともに、長期にわたり日米間の文化的・経済的な結び付きを強化し、友好を深めるかたちで投資を行う官民によるパートナーシップです。夢を持ち、その実現に向け計画を立て実行する日米の将来の世代、すなわち互いの文化や国を理解し、社会貢献に必要な、世界で通用する技能と国際的な視点を備え、日米関係の将来に深く関わる「TOMODACHI世代」の育成を目指しています。

〈サントリーの東日本大震災復興活動について〉

 2011年3月11日に発生した東日本大震災以降、サントリーグループは、震災直後に救援物資および義援金を拠出したほか、被災地の長期的な復興・再生のために、「漁業の復興支援」「未来を担う子どもたちの支援」「文化・スポーツを通じた支援」を活動の柱にこれまで総額88億円の拠出を決定しています。

▽本件に対するマスコミからのお問合せ先
サントリーホールディングス株式会社
広報部   TEL:03-5579-1150、06-6346-0835