ケネディ大使、東北地方を訪問
ケネディ大使は大使就任後初の地方訪問(11月25~26日)で東北地方を訪れた。陸上自衛隊仙台駐屯地、被災地の石巻市の小学校などを訪れ、交流した。
トモダチ作戦での日米協力
ケネディ大使は11月25日、宮城県仙台市の陸上自衛隊東北方面隊を訪問し、同隊の田中敏明総監(陸将)と日米協力などについて会談した。その後、東日本大震災後のトモダチ作戦での日米協力を記念する同隊内にある教会を訪れた。(ケネディ大使の右から田中総監、大使の夫のシュロスバーグ氏)
書道で石巻市の小学生と交流
ケネディ大使は11月25日、宮城県石巻市立万石浦小学校で児童から書道を学んだ。「友」の字を書き上げ皆さんに披露した。
アメリカの本を読み聞かせ
ケネディ大使は同小の5、6年生に「かいじゅうたちのいるところ(Where the Wild Things Are)」を読み聞かせた。この児童は津波で亡くなった米国人の英語教師(JETプログラムで来日)テイラー・アンダーソンさんから英語を学んでいた。大使は100冊以上の本をテイラー文庫に寄贈した。
仮設住宅の被災者と交流
ケネディ大使は11月25日、宮城県南三陸町の中瀬町地区仮設住宅を訪れ、同住宅に住む女性たちから東日本大震災での経験などを聞いた。彼女らが毛糸の編み物をつくる作業で心を癒されているという説明も受けた。
掲載 2013年11月30日