ケネディ大使、沖縄を訪問(2月11日~13日)
キャロライン・ケネディ大使は2月11日、就任後初めて沖縄県を訪問した。大使は2月12日、沖縄県平和祈念公園を訪れ、国立沖縄戦没者墓苑で献花をし、沖縄戦で亡くなられた兵士および民間人を追悼した。
そして、平和祈念資料館を見学した後、同資料館で、「沖縄県は、およそ500年間にわたり非常に重要な役割を果たしてきた。この場所には、沖縄の人々が払ってきた犠牲と、戦争や暴力をなくすために沖縄が果たしている指導力を示すものである」と述べた。
ケネディ大使は、沖縄県平和祈念資料館で「子供たちのためにより良い未来とより平和な世界を築きたい」と述べた(2月12日)
沖縄県庁で仲井眞知事と会談後、(お互いのサインがなされた)サインボールを交換するケネディ大使(2月12日)
沖縄県立朱里高校合唱部のメンバーに話しかけるケネディ大使(2月12日)
キャンプ・フォスターで米軍関係者と握手するケネディ大使(2月13日)
ケネディ大使は、沖縄県の仲井眞弘多知事と会談し、日米共通の関心分野について話し合った。大使は、父、ケネディ大統領が下院議員時代の1951年、(アジア旅行中に)病気の治療で沖縄の米海軍病院(当時は陸軍病院)に入院した際のビザ申請書のコピーを知事に贈った。知事との会談後、ケネディ大使は首里城を訪れ沖縄の独特な歴史と文化について学び、首里高校では学生と詩や俳句について話し合った。
2月13日午前、ケネディ大使は嘉手納スペシャルオリンピックの主催者らと会った。昼食後にはキャンプフォスターを訪れ米軍関係者らと会い、激励の言葉を述べた。その後、新築された米海軍病院を視察し、キャンプシュワブに向かった。キャンプシュワブでは、普天間代替施設計画について説明を受けた。
掲載 2014年2月14日