北朝鮮のミサイル発射に関する米国国務省の声明

*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。

2014年3月26日

北朝鮮は3月26日(現地時間)、同国の 西岸付近から中距離弾道ミサイルのノドン2発を発射した。米国政府の情報によると、2発のミサイルは北朝鮮の上空を東に向け飛行し日本海に落下した。 北朝鮮はミサイル発射を警告する正式な海事通告を出してはいないと思われる。
米国政府は朝鮮半島情勢を注意深く監 視している。
2月27日と3月3日の北朝鮮によるスカッド ミサイル発射に続く今回のノドン中距離弾道ミサイル発射は、米国政府が憂慮する、厄介で挑発的な状況を悪化させるものである。
弾道ミサイル技術を使った発射は、国連安 保理決議1718、1874、および2094に明らかに違反している。国連安保理決議1718と1874は、弾道ミサイル計画に関するすべての活動を中止し、 ミサイル発射モラトリアム(一時停止)を再開することを求めている。国連安保理決議1874と2094は、さらに北朝鮮に弾道ミサイル技術を使ったいかなる発 射も停止するよう求めている。
米国は、今回の挑発行為に対する適切な 方策を取り、北朝鮮の核計画と弾道ミサイル計画による世界の安全保障への脅威に対処するため、国連安保理メンバーを含む同盟国やパートナー国と緊密 に連携している。
米国は、北朝鮮に対し自制し、さらなる威 嚇行動を慎むことを強く求める。