キャロライン・ケネディ駐日大使 福島第一原子力発電所訪問に関する声明

*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。

2014年5月14日

 本日私は、福島第一原子力発電所を訪れました。今回の訪問の実現にご尽力いただいた東京電力と日本政府の関係機関にお礼を申し上げます。

 2011年3月11日の東日本大震災から3年以上が過ぎたにもかかわらず、あの巨大地震と津波の破壊力が今も鮮明に見て取れることに、私は衝撃を受けました。東京電力と日本は、福島第一原発の除染および廃炉という困難な仕事に取り組んでいます。廃炉は厳しい条件の下、綿密に計画を立て、長い年月をかけて取り組まなければならない難しい仕事です。本日私は、こうした課題を目の当たりにしました。そして現場で働く作業員の皆さんの熱意と強い意志をあらためて感じました。

 福島第一原発事故の直後から、米国はエネルギー省、原子力規制委員会などの政府機関を通じて、日本政府と東京電力を支援し、事故対応、廃炉、除染活動に取り組んできました。私たちは必要とされる限り、支援を提供していきます。福島第一原発では、私たちが提供した支援の一例や、東京電力と、米国の政府機関、国立研究所、企業の間の継続的なパートナーシップを目にしました。米国政府は、日本政府と東京電力を支援するため、とりわけ短期的には、今も継続している汚染水問題の解決に向け、私たちの経験と能力を提供します。私たちは「原子力損害の補完的補償に関する条約」の批准に向けた日本の措置を歓迎します。これにより、米国をはじめとする外国の企業がその専門知識を福島の除染と廃炉の取り組みに提供することが容易になります。

 明日、私は「福島復興・浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業」の風力タービンと変電所を訪問します。このプロジェクトは、東日本大震災からの東北地方の復興のシンボルであり、大変な悲劇のさなかにも、日本の皆さんがいかに新たな機会を実現したかを示す、ほんの一例です。このような事業は新たな雇用と産業だけでなく、貿易の機会も生み出しています。米国は、福島地域での継続的な支援に加え、エネルギー安全保障とクリーンエネルギーの分野でも日本との強固な協力関係を継続していきたいと思っています。