環太平洋パートナーシップ協定(TPP)合意に関するキャロライン・ケネディ大使の声明
*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。
2015年10月6日
環太平洋パートナーシップ協定(TPP)がアトランタで合意に達したという発表をうれしく思います。これは歴史的な成果であり、日米およびアジア太平洋地域に継続的な経済成長と繁栄をもたらす一助となるでしょう。
オバマ大統領および安倍首相の強力なリーダーシップ、ならびに5年にわたる交渉団の懸命な取り組みのおかげで、我々は史上最も包括的で高水準な貿易協定を実現できました。日米同盟は過去何十年にもわたり、平和と安定をもたらしてきました。この地域協定が合意に達し、日米両国は今後TPPに参加する他の10カ国と共に、地域全体をさらなる成長と繁栄へと導いていきます。
TPPは世界貿易の30パーセント、世界の国内総生産(GDP)の約40パーセントを占める地域を網羅しています。何億もの人々の生活を一変させ、目まぐるしく変化する世界に継続的な平和と安定をもたらす力を有しています。この協定は、あらゆる規模の企業に機会を創出し、消費者により多くの選択肢を与えることとなります。この枠組みは貿易だけでなく、環境保護や野生生物の違法取引対策などの重要な問題に共に取り組む機会を提供します。また米国を日本のみならず、アジア太平洋全域とさらに強く結びつける、戦略的に重要な協定でもあります。
この歴史的合意の履行に向け、日本および他のTPP参加国と連携していきたいと思います。